ゴルフをやられる方は既知の方も多いと思いますが、気温の変化でボールの飛距離が変化します。
気温が高い夏などは空気が膨張して密度が薄くなります。ボールは薄っぺらい空気の壁に当たっても勢いが落ちないので比較的遠くの方まで飛んでいきます。
逆に、気温が低い冬には空気の密度が濃くなるので空気の壁が分厚くなりボールの勢いが弱まり、あまり飛びません。

また、テニスボールの内側はゴムで出来ています。ゴムも空気と同じように暖かい時には柔らかく、寒い時には
硬くなるのでボール自体の反発力も、夏は強く冬は弱くなります。

さらに、ガットも伸縮性のあるものなので夏は柔らかく、冬は硬くなります。

【空気・ボール・ガット】
この三つが気温の影響を受けてボールの飛び具合や打球感が変わってしまい、自分のプレーに少なからず影響を与えてしまいます。

テニスは一年中楽しめるスポーツです。
ただ季節に応じてガットの張る強さを変えることで気温の変化からくる影響を軽減することは、自分のプレーにストレスを減らすポイントとなります。

では今はどれくらいの強さで張ったらいいの？などわからないことがあれば実際に現場で皆さんのプレーを見ているコーチ陣に気軽に質問してみてください。
きっと皆さんにあった張りの強さやガットの種類などを教えてくれると思います。

では、快適なテニスライフをお過ごしください。