2014年11月5日
どうも、大澄です。
風邪をひかれる方や、体調を崩される方が多いです。
「季節の変わり目は風邪をひきやすい」と言われます。
身体の中には「恒常性(ホメオスタシス)」という機能が備わっています。
これは身体の中を常に一定に保つ働きのことです。
例えば、体温は、暑い所でも寒い所でもほぼ一定に保たれているのはこの働きがあるからです。
どのように調節しているかというと、暑ければ、身体を冷ますために汗を出したり、毛穴を広げます。
寒ければ、震えを起こして熱を発生させたり、毛穴を閉じて冷えないように工夫します。
その他にも様々な工夫を凝らし、体温を一定に保っています。
皆様、暑い所や寒い所にいるだけで疲れてしまったご経験はありませんか?
体温を一定に保つだけでもかなりのエネルギーを使います。
恒常性を働かせるには、相当な負担が身体にかかるです。
そして、これは自律神経で調整されています。
季節の変わり目は気温もなかなか安定せず、天気や湿度まで変化が多いです。
それによって、恒常性を保とうと、自律神経はフル稼働しているわけです。
体力もいつもより消費しているので、疲れやすいですし、免疫力が低下して風邪を引いたり、やる気が起きなかったりと様々な不調が出てきます。
ちょっと最近体調がすぐれないな・・・という方は、
なので恒常性がいつもより働いている分、普段より休む時間を増やしてみて下さい。
身体は辛いけど、乗り切ってしまう方もいますが、恒常性が働かない方はいません。
疲れは溜まるので意識して休むことが重要ですよ♪
季節の変わり目で恒常性が安定されないと、季節が安定してからも、不調は続きますので!